ルワンダの浄水場って?(田舎編)
ども! えみゅ~です。
今日はイースター(3/30)。
祝日です (^^)/
さて皆さん,
どんななのか気になりますよね~?
(えっ,別に気にならないって? (笑))
・・・あるんです!
ルワンダには大小含めて,
37の浄水場があります(たぶん)。
(小さいところは数百トン/dayの処理水量。)
今回は
Gihira(ジヒラ)浄水場という
中規模の浄水場に,
中央検査所から自分含め3人で
行ってきました!
Gihira浄水場
処理水量は約10,000m3。
取水は河川です。
↓ 浄水場の全景
処理は
沈殿→砂ろ過1→砂ろ過2。
スタンダードは,沈殿→砂ろ過の処理なので,
砂ろ過が一つ多いですね。
原水は,こんな感じ ↓。
泥水ですっごい濁ってる (^_^;)
まぁ濁質の主成分は泥なんで沈殿しやすいから,
そこまで困ってはいないみたいだけど。
この原水が通常らしいです。
濁度は1000NTUくらい。
↓ 沈殿池
沈殿池は2系列。
写真は手前がフロック形成池
(濁質を薬品を使用して,塊にするところ),
奥が沈殿池。
↓ 砂ろ過池
砂ろ過1が4池,
砂ろ過2が4池あります。
↓ 浄水池
薬品は
凝集剤がSudflocという高分子系凝集剤,
消毒剤が次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)
を使用してます。
日本で使用しているPACは
アフリカでは手に入りづらいみたいで,
Sudflocを使用しているとか。
Sudflocの情報があまりないので,
情報求む!!
次亜塩素酸カルシウムの注入 (^_^;) ↓
浄水池に滴下してるんだけど,
浄水普通に見えてるっていう・・・。
ゴミ入りませんか?
↓ 送水ポンプ
浄水場では
中央検査所から行った3人で,
プレゼンを行いました ↓。
全然会議室とかじゃない,
普通の廊下でプレゼン (^^;)
すぐ隣は次亜塩素酸カルシウムを
溶かす撹拌機 (笑)
自分は日本の浄水場の紹介と
高濁度時の対策について,
プレゼンしました。
一緒に行ったルワンダ人が
日本でJICAの水道関係の研修を
受けていたので,
かなり補足説明をしてもらって,
助かりました。
本当にありがとう m(__)m
そして,浄水場の人たち ↓
ちなみに赤ジャンパーに赤ズボンの人は
中央検査所の人です。
赤すぎるだろっ (笑)
そんなこんなで1泊2日の浄水場巡回終了。
キガリに帰ってきたら,
あまりに人も家も多くて,
人口密度の高さを実感しました。
まだまだルワンダの水道を勉強中。
どうやって改善ポイントを伝えるか,
悩み中の日々です (^_^;)