ジェノサイド式典
ど~も,えみゅ~です。
今週(4/7~4/14)はジェノサイドウィーク。
ルワンダ各地で大々的に式典が行われます。
ジェノサイドは1994年の4~7月まで続いたので,
今週が終わった後も7月まで,さまざまな所で式典が行われます。
でもメインは今週(地域にもよる)。
ジェノサイドについてはこちら ↓
今回は4/9に行われたWASAC®の共同式典に参加してきました。
*WASAC (Water and Sanitation Corporation)
*REG (Rwanda Energy Group)
ジェノサイドのときは,この2つは同じ会社(EWSA)で,電気と水の供給を行ってました。
2009年の法改正により,WASACとREGに分かれたそう。
そのおかげでWASACは,昔は電気代払わなくても運営できていたのが,
今は電気代を払わなければならず,頻繁にオフィスの電気が止められるのです (^_^;)
式典のスタートはIPRC(Integrated Polytechnic Regional College)。大学です。
↑ 皆集まるの待ってるの図
会場までバスで送ってもらいました~。
ここからキガリ市内のニャンザというところまで,皆で行進。
14:30スタート!
警察が道路を封鎖し ↓
皆で歩きます ↓
道の途中で,この道路をたくさんのルワンダ人が歩かされ,
後に殺されたこと,などの説明をしてました。
ちなみに,今回歩いたところは4/11に大虐殺があったところらしいです。
実際に歩いて,青い空や風を感じながら,
25年前の同じ日,たくさんの方が殺されたこと,
想像するとなんとも言えない気持ちに・・・。
今の平和なルワンダを見ていると,信じられない気持ちになります。
何よりも平和が一番大切であることを気付かされました。
行進のゴール地点はニャンザのメモリアルパークとなっており,
↓ ただ今増設中
そこにフラッグも飾ってありました。 ↓
このフラッグは毎年4/7~4/14まで政府機関や各会社が,
自分たちの建物前に飾ったり,式典会場に飾ったりします。
フラッグに書かれている
「Kwibuka」というのが,「思い出す」という意味です。
このメモリアルパークの中にテントが張ってあり,↓
ここで
キャンドル点灯
偉い方たちのスピーチ
経験者のお話
電気会社ができるまでのショートムービー
歌(何曲か)
といったことが行われました。
今回も隣に座った優しいルワンダ人に助けられ,
全編キニアルワンダ語だったのを,
ところどころ英語に訳してくれました。
ありがと~!!
経験者のお話では,何人か泣いている方も。まだまだ辛い現実。
テントに着いてから,強風&雨で,
25年前もこんな風に雨が降って,
でも雨の間は殺されなかったから,この雨の間に逃げた,
と言ってました。
何も言うことができなかった・・・。
終わったのは暗くなった18:30。
帰りもバスで,と思ったのですが,バスがいっぱいあって,
どのバスに乗ったらいいか分からずウロウロしてたら,
ルワンダ人に「タウンに行くのか?」って聞かれて,
「そう!」って答えたら,
「このバスに乗れ!」と乗せてくれました。
後から気付いたら,それはREGのバスだった (^_^;)
乗せてくれたルワンダ人に感謝 m(__)m
ルワンダ人の優しさと強さに触れた1日でした。
この平和が永遠に続くことを願います。
そして,隣接国にも早く平和が訪れますように。