水の防衛隊研修(1日目)!
どうも,えみゅーです。
すっかり秋になりましたね!食欲が止まらない!!
そんな中,9月20~22日の2泊3日で水の防衛隊研修@群馬県甘楽町に行ってきました。
説明しよう。水の防衛隊とは・・・
「水の防衛隊」は2008年5月に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)の開会式演説で当時の福田康夫総理大臣が表明した日本のアフリカ支援構想における国際公約・新機軸の一つで、村落給水、水道管理のボランティアや技術者をアフリカに派遣し、安定した水の供給を目指すものです。
独立行政法人 国際協力機構より
つまり,要約すると,アフリカの安心安全な水の確保を目指す部隊のこと。給水施設の維持管理や,水源の確保,衛生管理など水に関する全般のことを行います。
という訳で,研修では水に関すること・アフリカでの活動の仕方などを学んできました。
水の防衛隊研修(1日目)
9/20,高崎駅からローカル電車で揺られること約40分,集合場所の上州福島駅に着きました。
ここで自分と同じ3次隊との初対面 (^^♪
(職種が水質検査の人は長期の派遣前訓練以外は,
これしか研修がないのです。
ちなみに他の職種の人は他にも研修を受けていたりします。)
ドキドキしながら駅の出口に向かってみると,10人くらいは集まっていたでしょうか。
しかも半数は昔からの知り合いみたいな空気を醸し出していて,
「えっ・・・もうコミュニティが出来上がっている!?
すごく入りづらい (;・∀・)」
と思っていたら,どうやら半数以上はJICAの職員の方だったみたいで。
研修生は4人でした。一安心です。
アフリカの中でも近い国同士なので,助け合っていけたらいいな~。
年齢は 20代前半~30代後半。いい感じにばらけてますね。
ちなみに全て英語圏です。
駅から車で移動し,研修場所へ! 綺麗な古民家カフェです。↓
午前中は,これまでのアフリカでの水の防衛隊の活動内容,アフリカの給水や衛生施設の現状,国際的な水・衛生分野の取り組み,についての座学でした。
研修を受けながら,なんだかまだまだ遠い国のことで,「教科書で学ぶ途上国」みたいな感じでした。水を1km先の井戸まで汲みに行く,なんてこと,ほんとにするのかな。実感が沸かない~。
午後は,場所を移動して宿泊場所でのポンプ実習,古民家カフェに戻ってきて,自己紹介,活動モチベーションの維持,アフリカでの活動の仕方を考える,でした。
宿泊場所はこんな感じ。↓ 昔のおばあちゃん家みたい。
こんな猫さんもいました。↓ 推定14歳。人間に興味なし (笑)
ポンプ実習は,実際に現地のポンプを触りながら,仕組みとか構成部品などを学びました。実際に触ると理解が進む!なかなか日本ではお目にかからないポンプでした。
古民家カフェに戻っての自己紹介は,
相手の印象に残れるような自己紹介を学びました。 ← 掴み,大事!!
A4の紙を持ちながら,名前,ニックネーム,出身県,特技,経歴など語りましたよ。
↑ "あいのり" の登場シーンっぽい (笑)
ここで皆と少し打ち解けられたかな。皆のキャラも徐々に出てきました!
活動モチベーションの維持について,
赴任後,3ヶ月~6ヶ月は不適応期といって,食べ物・人・環境に新鮮さが無くなり,何をやっても上手くいかない,という時期が誰にでも訪れるらしいです。
不適応期の乗り越え方は・・・「現状を受け入れて,頑張るしかない」だそうです。
赴任後3ヶ月だと2018年4月くらいか~。どうなってることやら。
アフリカでの活動の仕方を考える,では「お金を渡すだけで本当に途上国は発展できるか?」「限られた中で何が持続可能な発展に結びつくのか」といったことを,設定された途上国の村に行ったていで,援助の仕方や何が本当に必要なのか見極める方法などについて,あ~でもない,こうでもないと研修生同士で意見を出し合いながら,学びました。
この日の研修は7時半過ぎに終了! 大変お疲れ様でございました。
このまま宿泊場所に帰って,ゆっくりできる・・・・・・のではなく,夕飯は自分たちで作らねばなりません。
「もう遅いからスーパー寄って,お惣菜でも買って帰ろう」
なんて,話をしながら『Sweet Happy』(←「甘楽」町のスーパーです。)へ。
なんと,スーパーへ行ったら,お惣菜がないではないですか ( ;∀;)
結局作る羽目に・・・。まぁ作るっていっても,焼くだけの餃子を焼いて,野菜炒め作っただけですけど (^_^;)
この日は 21時頃,遅い夕飯となったのでした。
少しだけお酒を飲んで,わいわい会話して,
明日の打ち合わせをして(←真面目!),お風呂に入って,就寝です。
おやすみなさ~い☆
水の防衛隊研修(2日目)に続きま~す。